大橋ひかる氏のFX常勝バイブルで260万円の損失

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大橋ひかる氏のFX常勝バイブル。

教材の形式でありましたが、実態はシグナル配信でしたね。

実は大橋ひかる氏は後に脱税で逮捕されていますし、

それがテレビニュースにも放送されかなり社会的な反響がありましたから、

この方をご存じの方もいるかもしれませんね。

 

これは、私が経験したFXシグナル配信での最初の損失だったと思います。

「上がったら売る」だけの短絡的取引手法エンサークルトレード

 

大橋ひかる氏のFX常勝バイブルを私が入手したのは

2006年末のことであったと記憶しています。

その中身は、トレード手法を解説するというよりも、

ユーロドルは長期的にみて必ず下がってくるから上げたところで売っていこう

というものでした(そのトレード手法をエンサークルトレードという独自の呼び名で呼んでいましたね)。

 

そして、その指示をメールにて配信する、という内容でした。

 

大橋さんは、彼のブレイン始め多くの専門家が、

今の(2006年~2007年当時の)ユーロドルは高すぎるから必ず下げてくる、

ということを言っていましたが、

FXのテクニカルなことに言及していた記憶はありません。

ですから、ファンダメンタルをベースにしたトレードスタイル

であったのかもしれませんが、

後に彼自身もトレードで大損失を出していたようで、

肝心な資金管理の面でまず躓いてたようです。

 

当時のセールスレターには確か、

今ではあり得ない「勝率100%」などという誇大広告な文言が

少なからず記載されていましたね。

 

当時のFXを知ったばかりの愚かな私は、そのセールストークを真に受け、

指示通りに売買していったのです。

 

当時のチャートを掲載しておきます。

ユーロドルの月足チャートです。

 

2006年からの上昇トレンド時のユーロドル月足チャート さらに修正済み

 

上図は月足です。

2006年に入ると、日足レベルでは既に上昇トレンドを形成しており、

また月足で見ても既に30SMAが意識され長い下髭を付けたり、

実体が30SMAより上で推移していますから、

さらなる上昇が想定されるチャートでした。

 

そして2007年からはご覧の通りの綺麗な上昇トレンド。

ロングしていれば、労せずして利益を出せている局面でした。

 

ですが、大橋ひかる氏の指示メールは、上がったら売るの一点張り。

「ユーロドルは高すぎるから必ず下がってくる。」

この方針を変えることはありませんでした。

私自身は含み損に耐え切れずに2006年末には裁量で損切りしました。

損失額は260万円ほどだったと記憶しています。

 

ですが、損切りしていなければ、その後の更なる上昇で、

資金は完全にゼロになっていたでしょうね・・・

 

今となっては、

この大橋ひかる氏は「只の勘違い素人トレーダー」であったと思うのですが、

このユーロドルの明らかな上昇トレンド発生前には

確かにその手法が一時的に機能して利益をあげられた時期もあったようで、

当時の口調は本当に自信満々。私に付いて来れば大丈夫。

いつか自分のグループだけでレートを操作できるぐらいの団体を作りたい、

ということを本気で言ってましたからね・・・

人間というのは自分を見失ってしまうと本当に恐ろしいことになるようです。

 

FXの世界には一時的に成り上がって大金を手にする人も稀にはいるようですね。

それを自分の実力だと勘違いしてしまう人もまた然り。

長期間生き残っている人

継続的にトレード実績を積みあげている人をあまり見たことがありません

 

大橋ひかる氏の悲惨過ぎるその後

 

大橋ひかる氏はその後2008年6月に、

法人税と所得税計約1億3000万円を脱税したとして東京国税局から

法人税、所得税両法違反の疑いで東京地検に告発されています。

 

結局、その後は自己破産し家族も離散、自身はうつ病を発症したと

語っていましたね。

「常勝バイブル被害者の会」なるものまで立ち上がり、

精神的なストレスも大きかったのでしょう。

勿論、これは因果応報としか言えませんが・・・

 

「大橋ひかる」で検索すると、

娘さんと奥さんと一緒に写った写真が今でも出てきます。

怖いですね。

少なくとも他人や家族に迷惑をかけるような生き方だけはしたくないものです。

 

考えさせられるきっかけにはなったが、まだまだ意識が甘いまま

 

結局、自分は甘言に踊らされて大金を失っただけでした。

他力本願でお金持ちになろうなんて、調子が良すぎます

そんな当たり前のことも分からなくなるのです。

「自分だけは大丈夫」「自分だけに巡ってきた千載一遇のチャンス」

と思いこんでしまう。

欲望という本能の前では冷静な判断力が低下して

愚かな行為をしてしまうことがあるようですね。本当に愚かでした。

ですが、私はまだまだその本質を心の底から理解していたわけではありません。

この後も何度も何度も同じような案件に引っかかっては

損失を積み重ねることになります・・・

 

一方、裁量トレードに繋がる部分としては、相場の本質、

トレンドの威力というものをまざまざと見せつけられた瞬間でもありました。

この経験は、トレンドフォロワーとしてのトレードスタイルを

無理なく身に付けるのには役立ったのかもしれません。

トレンドに逆らうことの恐ろしさを大変な金額を支払って学びましたので。