プログレスマインド社のシグナル配信「金のバイナリー」は最低限自動売買化しないと実用性に乏しい

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私は現在でこそ裁量トレード一本でやっていますが、

かつては様々なシグナル配信や自動売買ソフトを試したことがありました。

最も利用したのはプログレスマインド社のシグナル配信ですが、

 

例え公式成績がどんなに成績が優秀でも

それがそのまま自分の成績となり利益に繋がる、と考えるのは早計です。

 

シグナル配信を完全否定するわけではないですが、シグナル配信の注意点について、

今回はプログレスマインド社の「金のバイナリー」というシグナル配信を例に挙げて

説明してみたいと思います。

圧倒的なパフォーマンスを謳うプログレスマインド社「金のバイナリー」

 

「金のバイナリー」はバイナリーオプションのシグナル配信となります。

まずはプログレスマインド社が公表している成績を掲載します。

 

◆シーズン1(サービス開始)

●2014年5月結果 43勝28負 勝率60.56%
100万円の資金で425,000円の利益(月利42.5%)

●2014年6月結果 60勝51負 勝率54.05%
100万円の資金で600,000円の損失(月利-60%)

◇2014年5~6月結果 103勝79負 勝率56.59%
100万円の資金で175,000円の損失(月利-8.75%)

※7月~8月は「主務省による商品先物取引法施行規則の改正」
により、店頭バイナリーオプション取引を一旦中止せざるを得なく
なったことに伴い、一時休止。

◆シーズン2(サービス再開)

●2014年9月結果 100戦63勝37負 勝率63.00%
100万円の資金で1,025,000円の利益(月利102.5%)

●2014年10月結果 97戦60勝勝37負 勝率61.85%
100万円の資金で800,000円の利益(月利80.0%)

●2014年11月結果 72戦46勝26負 勝率63.88%
100万円の資金で910,000円の利益(月利91.0%)

●2014年12月結果 83戦52勝31負 勝率62.65%
100万円の資金で1,025,000円の利益(月利102.5%)

●2015年1月結果 90戦47勝43負 勝率52.22%
100万円の資金で520,000円の損失(月利-52%)

●2015年2月結果 92戦56勝36負 勝率60.87%
100万円の資金で1,060,000円の利益(月利106%)

●2015年3月結果 98戦55勝43負 勝率56.12%
100万円の資金で340,000円の利益(月利34%))

●2015年4月結果 92戦51勝41負 勝率55.43%
100万円の資金で490,000円の利益(月利49%)

●2015年5月結果 89戦58勝31負 勝率65.16%
100万円の資金で1,540,000円の利益(月利154%)

●2015年6月結果 95戦60勝35負 勝率63.15%
100万円の資金で1,300,000円の利益(月利130%)
※6月26日現在

総計1,090戦651勝439負の成績で、勝率60%
100万の資金で7,795,000円のプラス収支。

※1取引10万円での結果です。

 

 

どうでしょうか?

振り幅が大きく複利運用は難しいかもしれませんが、月利で100%を超える月もあり、

しかもほとんどの月で大きくプラス収支ですから驚異的過ぎるパフォーマンスです。

これを見ればどんな人でも「是非このシグナル配信を受けたい!」

と思うでしょうね。

 

ですが、シグナル配信というものは、そう簡単にはいかないのです。

公式成績が良くても、

シグナル配信を受ける側がその通りに利益を出せるとは限りません。

 

「金のバイナリー」は特にそのリスクが高いシグナル配信ですので、

少し説明をしておきます。今後、なんらかのシグナル配信を検討したい、

という時に一つの判断材料となるはずです。

 

「金のバイナリー」シグナル配信の概略

 

プログレスマインド社の「金のバイナリー」シグナル配信は、

今月も無料配信をやっており、実際に私もシグナル配信を受けてみました。

簡単に「金のバイナリー」シグナル配信の概略を説明しておきます。

 

▪️配信頻度

配信頻度は1日に3回から5回程度が多いです。

▪️シグナル配信の時間帯

多くはお昼の時間帯に集中しています。

9時から17時の間にほとんどのシグナル配信が発生していました。

日中に忙しく仕事をしているサラリーマンにはとっては、

実践が非常に困難であろうと思われます。

▪️シグナル配信発生からエントリーまで

この「金のバイナリー」シグナル配信には、

シグナル配信からエントリーまでの「有効時刻」というものが定められています。

そして、シグナル配信発生から「有効時刻」までの時間的余裕は僅か5分です。

故にシグナル配信を受け取ったら即エントリーできる環境になければ実践不可能です。

パソコン前に張り付き、あるいはスマートフォン必携ですね。

 

「金のバイナリー」シグナル配信第一の感想

 

実際に無料配信を受けた上での感想を述べますと・・・

まず、そもそも実践が非常に難しいというのが一点。

時間内にエントリーするには、

シグナルが配信されて直ぐにエントリーできるように、

パソコン前、あるいはスマートフォン片手に待ち構えていなければなりません。

 

これを実践できるのは、極限られた一部の人間だけでしょう。

配信の時間帯もお昼前後が多いため、

日中仕事をしているサラリーマンでは事実上実践不可能 です。

 

数秒のエントリータイミング違いが命取りに

 

加えて致命的な欠陥がこの「金のバイナリー」シグナル配信には存在します。

 

「金のバイナリー」はシグナル配信であり、

配信を受けてから実際に注文するまではどうしてもタイムラグが生じてしまいます。

そして、バイナリーオプションの性質上、

このタイムラグは非常に埋めがたい致命的な欠陥を生み出しているのです。

つまり、公式成績では「勝ち」となる取引でも、

そのエントリータイミングがわずかに遅れることで「負け」となる取引が生じます

 

プログレスマインド社はこのタイムラグによって、

公式成績では「負け」となる取引でも、

エントリーが遅れたがために「勝ち」となる取引もあるから、

公式成績との乖離はそれほど大きくならない、と説明していますが、

これは少々都合の良い自己解釈であると思われます。

 

バイナリーオプションは、取引に制限時間が設定されています。

短期間で勝敗が決します。

実際、「金のバイナリー」のシグナル配信も、

取引のロジックは当然ながら公開はされていませんが、

概略説明として「逆張り」的な手法であることを運用者自身が公言しています。

であれば当然、エントリー後に即思惑方向へ進むことを想定している取引であり、

エントリータイミングに誤差があるということは、

その分、取引は「不利に傾くことが多い」ということは厳然たる事実 なわけです。

 

実際に無料配信を受け、公式成績との乖離を確認

 

2015年7月、

この「金のバイナリー」シグナル配信の無料配信を実際に受けてみて、

公式成績との乖離も確認しました。

 

シグナル配信に指定されている有効時刻までにエントリーしたものでも、

公式成績では勝ちとなっているものが、

わずかにタイミングが遅れてエントリー(それでも有効時刻以内のエントリー)した

ものが負け取引になっているものが複数ありました。

配信回数も月間100回前後と多いですから、

月間でいうと、恐らく4〜5回は、

「公式成績では勝ち取引だけど、購読者側は負け取引」

となるものが生じると想定されます。

 

上述したように、この配信ではほんのわずかなタイミングの遅れが、

勝率に悪影響を及ぼします。

プログレスマインド社が言うような、

タイミングの遅れが「有利に働くこともある」から、

有効時刻内に取引してもらえれば公式成績との乖離はほとんどないだろう、

という説明は、都合の良い自己解釈であると言わざるを得ません。

 

多数のデータを取っていければ明瞭になるでしょうが、

タイミングの遅れは「成績に悪影響を及ぼす」と考えるのが妥当です。

 

そして、

この「公式成績との乖離」は微細なものでは決してなく、

かなり大きな違いとなるので要注意です。

 

「1勝」が「1敗」になることで生じる著しい成績悪化

 

そもそも、

このプログレスマインド社「金のバイナリー」シグナル配信の公式成績表示は、

「原資100万円で1回10万円の取引」を元に表示されているものです。

かなりハイリスクな取引ですね。10連敗したら資金は完全に枯渇します。

勝率60%程度の手法に対するリスクの取り方では無いことは明白ですが、

ここはそのまま話しを進めます。

 

公式成績にて「勝ち」取引だったものが、購読者側は「負け」取引となってしまった

場合、どのような成績乖離が生じるのか、実際に計算してみましょう。

公式成績との乖離は、少なめに見積もって月間3回、として計算してみます。

 

▪️2014年9月の場合

 

公式成績は、100戦63勝37敗 勝率63%  月利102.5%

 

これに乖離を加味すると、

100戦60勝40敗 勝率60%

となります。

「勝率はわずかに下がっただけ。成績にはそれほど影響ないだろう。」

という印象を受けますよね?

 

これが意外にもそうではないのです。

 

では実際に計算してましょう。

バイナリーオプションの1回の掛け金は10万円です。

リターンは月毎に異なるようで(Tip Optionという業社側の事情)、

プログレスマインド社の「金のバイナリー」シグナル配信のメンバーサイト

で確認すると、2014年9月は75000円でした。

 

よって、60勝でのリターンは60×75000円で450万円。

40敗での損失金額は、40×10万円で400万円。

月間損益は、450万円引く400万円で50万円の利益となります。

 

原資は100万円ですので、月利は50%となりました。

月利は公式成績の半分になってしまうのです。

 

それでも

「プラスはプラスですから良いんじゃないの?」

と考える人もいるかも知れませんが、

僅か3回の取引結果の相違で月間成績にこれだけ大きな差が出ていることを

忘れないでください。

 

▪️2015年1月の場合

 

次に月間成績がマイナスだった2015年1月の場合で計算してみましょう。

公式成績は、90戦47勝43敗 勝率52% 月利−52%

この月は1月30日はリターンが90000円ありますが、

それ以外は全てリターンは8万円でしたので、8万円で統一して計算します。

 

月間3回の取引結果の相違があると、

90戦44勝46敗 勝率49%

となります。

 

2014年9月の計算結果と同様、勝率は僅かに下がったのみです。

ではリターンを計算していきましょう。

44勝のリターンは、44×8万円の352万円。

損失金額は46×10万円の460万円。

月間損益は、352万円引く460万円で108万円の損失となります。

 

つまりこの場合、原資100万円は途中で消失する結果となるのです。

 

まだ半信半疑の人もいるかもしれませんので、

これまでで最高月利を出している

2015年5月を例にもう一度計算してみましょう。

 

▪️2015年5月の場合

 

ここまでは月間取引乖離を少なめで3回として計算しましたが、

現実的には十分にあり得る5回として計算してみます。

 

2015年5月の公式成績は、

89戦58勝31敗 勝率65% 月利154%

でした。

 

これに5回の乖離を加味すると、

89戦53勝36敗 勝率60%

となります。

 

勝率は5%ほど下がりました。

 

では損益を計算していきましょう。

この月のリターンは8万円です。

53勝でのリターンは、53×8万円の424万円。

損失金額は、36×10万円の360万円。

月間損益は、424万円引く360万円の64万円。

 

よって、月利64%という結果になります。

 

月利154%が64%にまで落ちてしまいました。

 

いかがでしょうか?

勝率がわずか数パーセント下がるだけで、これだけ成績の乖離が生じます。

 

「資金100万円で1回10万円の取引」として月利を大きく見せていますが、

その分勝率が少し下がるだけでパフォーマンスも大きく低下することを

プログレスマインド社は明言しません。

また、公式成績との乖離が生じること、

その乖離がマイナスに働く可能性が高いことにも、

プログレスマインド社は言及していません。

 

売り文句を真に受けるだけではリスクが大きい

ということをご理解いただけたでしょうか?

 

「金のバイナリー」は最低限自動売買化しないと実用性に乏しい

 

⚫︎そもそもサラリーマンには実践そのものが不可能に近い

⚫︎エントリータイミングの遅れは致命的

⚫︎マイナスの乖離が生じる可能性が高い

⚫︎ほんの僅かな勝率の低下で大きくパフォーマンスが低下する

 

これらを総合的に考えると、

現状の「金のバイナリー」シグナル配信は実用性に乏しいと言わざるを得ません。

こうした欠陥には言及せずに、派手なパフォーマンスばかりを打ち出す

プログレスマインド社の姿勢にはやはり大きな疑問を感じますし、

不信感を抱きます。

 

最低限、

自動売買化しないと実用性に乏しく現実的なサービスとしては成立しない

だろうと改めて感じました。

 

勿論、莫大な資金量があって、

この「金のバイナリー」シグナル配信用に人を雇って取引してもらうことができる、

というのではあればまだ検討の余地はありそうです。

そんな人は極めて限られるでしょうが。

 

※やはり、このような不安定なサービスに頼るよりもコツコツと裁量トレードの技量を高めていったほうが、将来的に得られる利益は大きいと思います。

 

裁量トレードに対する基本的な姿勢を学ぶには、この教材が格安で良いと思います。

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2015年7月19日 プログレスマインド社のシグナル配信「金のバイナリー」は最低限自動売買化しないと実用性に乏しい はコメントを受け付けていません。 プログレスマインド社のシグナル配信